シャークⅢのレビューと外岩で試した話【クライミングシューズ】
秋シーズンからGinga五段と蟹虫四段を本気で登ろうと思う…ブログの更新が滞っているのもこの課題のせいです。いや、登れなくてもブログは書くことはできる。努力と成果が伴ってない状態で何を発信できるんだって気持ちになるのでかけていないです。
ハイっ!っということで両課題ともヒールパートで悩んでいたのでヒールフックの得意なシューズを探していたらMADROCK シャークⅢと出会いました。
シャークIIIのレビューと実際にGingaにヒールを掛けてきたの2本立てで書いていきます。
まずはシャークⅢのスペック確認
剛性
ハイブリッド
アッパー素材
シンフレックス
ラバー
・トゥーボックスボトム&ランド部
サイエンスフリクション3.0(SF3.0ラバー)、
・トゥーボックスアッパー部
エクストリームフリクション(XFラバー)、
分厚いトゥーラバーで勢いよく掛けて不安がなくなってます。
※トゥーラバーの内側にベルクロがある。
2段階で調節ができる
・ヒールカップ
サイエンスフリクションR2ランド(SF R2ラバー)
ヒールカップに段差があるからカチとかにもヒールをかけることができる。これが最強!
シャンク
1.8mm ポリカーボネート
ターンイン
ほぼ無し
ターンインはほぼないですがカギ爪上になっているのでつま先にしっかり力が入ります。
スペック紹介はほどほどにして
では個人的なシャークⅢの使いどころなどについて話していきます。
シャークⅢの良いところを上げていく
公式にも買いてありましたがまずは価格です。ハイエンドモデルで24200円って今の時代だと結構安いですね。作りがしっかりしていてソールの耐久性もあるので長持ちさせる事ができる事でしょう。
最近のシューズはスペック重視で消耗が早く価格も高いです。耐久性と価格はシューズのレビューで評価にされにくいですが重要なところだと個人的には思ってます。
セカンドシューズに最適
シャークⅢは個性が強いシューズでハマれば強いハマらなければ普通以下にもなってしまうと履き続けていて思いました。
シャークⅢの良い所と言えば、
エッジングで掛けるヒール
剛性感が強くシューズが負けない。
ぶ厚いトゥーラバー
かぎ爪のつま先
アンパラレルのフラッグシップの方がスメアとエッジング、特質してないがヒールとトゥも強いので万能差ではシャークⅢより優れていると思います。
ただフラッグシップで負けてしまう粒踏み、薄くて掛けられないヒールなどシャークⅢはめちゃくちゃ強いので状況によっては最強だと思ってます。
価格的にも安いので中級者の方には性能もしっかりして長持ちさせる感じで履いてもらって
上級者には2足持ちで状況に合わせて履き替えるのが良いのではないかなと思ってます。
ただシャークⅢの一足持ちの上級者も多くいると思うのでそういう方の意見も聞いてみると面白いと思います。
僕的にはフラッグシップメイン シャークⅢサブで相性によって履きわけていこうと思ってます。
今回はあっさりめですが、シューズレビューに合わせて僕のシューズの考え方や使い方などニッチに語ってるものもあるので気になる方は別記事で読んでみてください。
Gingaで使ってきた。
シーズンオフの3ヶ月間ヒールの事だけを考えて生活をしてきたので胸が高まりまくりです。
作戦通り左足シャークⅢ右足フラッグシップで挑みます。
結果はどうぞ!三枚目の動画です。
とまった!!!!!
なんとかフルリーチですが止める事に成功!
ヒールに安心感がかなりあったので思いっきり出る事ができました。
やはり可能性を生み出してくれるシャークIIIはかなり優秀!
他のムーブはバラせているので後は通す事ができれば⁉︎
なんか長かったな。7年間5段を登る事を目標に特訓してきて、その目標にできる可能性が生まれたのか。
もう特訓するのはやめよう。後は楽しもう。そう思うのでした。