SCARPAキメラは外岩向き⁉ 【クラミングシューズ】
発売当初から欲しかったのですが、あまりのかっこよさに当時の弱かった自分が釣り合わないと思って買うのを躊躇していました。
そして5年越しくらいにやっと【SCARPAキメラ】を購入する事ができました!
今回も履いてみた感想をまとめて行きたいと思います。
SCARPAキメラ
アッパー :マイクロファイバー
ソール :ビブラムXSグリップ2
重量:230g(#40、1/2ペア)
始めに履いてみた感想から
スカルパには2本ベルクロのヒューリア、一本ベルクロのドラゴがあります。
このシリーズのレースタイプがキメラにあたるみたいです。
ですが全く用途が違いそうです!!!
ヒューリアとドラゴは試し履きくらいしかした事ありませんが、ダウントゥの強さはキメラと似ています。ですがジムで登りやすく柔らかめに作られています。
キメラはまずものすごく硬いです。ダウントゥも強いので、反り返りにくくスメアは少し弱い気がしました。
その分レースの拘束力を合わさってエッジングがかなり強いです。
噂によるとピンポイントで踏める場所があって、うまく扱えると外岩のかなりシビアなスラブも登れるようになるらしいです。
そこからしてもキメラはヒューリア、ドラゴと違い外岩向きのシューズだと思いました。
今はキメラウーマンモデルが発売されており、ジムでも扱えるように改良されたみたいです。
サイズ感のお話
今まで履いたシューズは攻めてても痛みに耐えられるくらいでしたが、足の実寸と同じサイズでもキメラは耐えられないくらい痛かったです。
諦めてハーフあげても良いですが、シビアなエッジングホールドを拾う覚悟で行くなら同サイズでいってもよいかもしれません。
ヒールとトゥの掛かり具合
ヒールはかなり強いです。硬めの作りとレースタイプの拘束でばち効きです。
踵に余りも感じず日本人に合いやすいと思います。
トゥはラバーが貼ってありますが、レースが邪魔をしてあまりかかりませんでした。
脚の甲の部分で掛けた方がトゥの力が入りやすいですが、キメラは甲を避けるようにラバーが貼られているので「ここ使わないんだよな~」って思ってしまいました。
これは掛け方次第でも意見が分かれるかもしません。
外岩で使ってみた
ジムはスメアが使いにくいので、外岩寄りのシューズだと思ったので実際に使いに行ってみました。
粒足を踏んだ時は硬さから足の裏全体に力が伝わりかなり体重を預ける事ができました。
花崗岩などの足を預ける系は強いと思います。
内側の一点のみに強いシューズなので足をいろんな方向で踏みたい課題などは使いにくく感じでしょう。
お勧めする人
スカルパキメラはシューズのバリエーションで持っておくのは良いでしょう!
特化型のシューズなので一足でオールマイティに使うのは難しいと思いました。
デザインが好きで履きたい人にもお勧めですね。
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