【御嶽 虫三段と蛙三段】いつの間にか強くなってる。【日記】
久しぶりの自分に関してのブログです。
クライミングの調子が悪く自分の記録に関してのブログを書く気になれなかったのが原因です。
子供の頃は努力したらその分成長できると思ってましたが、そんなに甘くないですね。
ひと挫折を味わって最近は少しずつ調子を取り戻してきました。
なので久々の近況報告ブログです!
ふぅ〜んこんな感じでクライミングに打ち込んでるんだな程度に読んで貰えたら楽しめると思います。
長年戦った課題と決着
今シーズン一番のハイライトは御岳の虫三段が登れた事です。
最初のトライから3年以上掛かってしまいました。
御岳の忍者岩がチッピングされたのはかなり有名な話ですよね。
その年夏頃から蟹虫を登る為に通っておりまして保持トレは今以上に行なっており体重も今より5キロくらい軽く抜群のコンディションで挑んでおりました。
クライミングを始めて1年半が経った頃で、始めてまもない頃に4段を登る事が僕の中でかなりのモチベーションになっていたのでしょう。まだ2段も登れてなかった気がします。笑
この日蟹二段を6時間練習した後に、虫をトライしたところ三トライ目で核心の寄せが止めれました。
リップまでは止めれなかったもの、翌月は何度かマントルまで行くことができました。
で、次行けば絶対登れるなって思っていたら例の事件が起きました。
虫で使っていたスタート左手と初手が破損しました。
御岳・忍者返しの岩で大規模なチッピング | 山と溪谷社のクライミング・ボルダリング総合サイト CLIMBING-net クライミングネット
これが原因で僕は虫から遠ざかってしまいます。
それから2年間関西の方に住んでおり、その後関東に戻ってきました。
最初に言いましたが、関東に帰ってきてからは調子は最悪で虫の二手目も止められなくなってました。
チッピングがあったからとか少しは影響しそうですが、それが原因じゃない気がしました。
それからダラダラと一年が経過しました。
この時期に成長した事と言えば調子が悪い自分を楽観的にとらえる事ができるようになった事でしょうか。
登れなかったり、太りそうなのを食べてもまぁいいかって感じ。
良い事かはわかりませんがストレスでボルダリングの調子が崩れる事が減りました。
そして今年の秋
1年ぶりの虫のトライ。
この日は虫を登る為に来たのではなく、外岩初めての仲間にルールなどを教えてあげる目的でした。
軽い気持ちで触った蛙3段が数トライで登っていたので気持ちは楽でした。
登れなくても仕方ないと思っていた所一発目で寄せを止めれました。
そうなると気持ちがたかぶるもので完登を強く意識します。
リップ取りの強度は高く、何度も落ちました。
いつもなら落ちた後は焦って悪い流れに入ってしまいますが、今日はムーブは変えずに寄せた後冷静に握りなおして溜めを作ることで
リップを止めました。
その後は一度マントルで落ちたものの次のトライで登り切りました。
なぜ登れたか確実なことはわかりません。
以前打ち込んでいた頃よりトレーニングを頑張ったからでは絶対にないでしょう。
ただ以前よりボルダリングを楽しめているのでそれが完登に繋がったのだと思いたい。
もしかしたら調子を崩していた1年間が無ければ去年に保持力全開で登れていたかもしれません。
そう考えるともったいない気もしますが、この一年で楽しむクライミングを学んだことを大切にしたい。
追い込まないとなるとこの先も弱いままかもしれませんが弱い奴なりに1完登を必死こいて登って行きたい。