【ボルダリング初心者】強傾斜を登るために

ボルダリングを始めたばかりだったりまだやった事がない人からしたら強傾斜の壁はかなり威圧感がありますよね。

今回は強傾斜を登れるようになった経験を踏まえて書いていこうと思います。

 

強傾斜とは

強傾斜はだいたい角度が120度から140度くらいの壁を言います。

それ以上の傾斜はルーフと呼ばれてくると思います。

ルーフの登りについてもまとめ記事がありますので気になる方はチェックしてみてください。

 

強傾斜の負荷について

当たり前の様ですが傾斜が強い分だけ手の負荷は増えます。

それは足で身体を支えられないが原因です。

「壁から剥がされる」っと言いますが壁との距離が離れるのでその分の負荷は手で支えなくてはいけません。

 

垂壁であれば足で体重を支える事ができるので手の負担は減ります。

日常生活で歩いている事もあり手より足の方が筋肉が付いているので足の負荷が強くて辛いことは少ないでしょう。

 

強傾斜を登るために重要なこと

長年続けてくると筋力が強くなってくるので強傾斜よりスラブの方が苦手って人が増えてきますが、初めたての方であれば強傾斜の負荷は辛いですよね。

 

強傾斜で重要なのは手の負荷を減らすことでしょう。

指と前腕の力だけでは登れませんので、ムーブをしっかり修得しましょう。

 

まずはダイアゴナルフラッギングをしっかり習得しておくと良いでしょう。

ダイアゴナルを習得すると次のホールドを取りに行く時安定することが出来ます。特に強傾斜は手を出したときに体が開いてしまいやすいのでダイアゴナルをしっかり使えるようになっておいた方がよいです。

 

3級くらいになるとヒールトゥも上手く使えた方が良いと思います。

 

僕が偉そうなこと言えないですがジムで見てる感じ、ダイアゴナルを理解しているけど体が覚えきってないなって人を多く見かけます。野球選手が素振りを何百回やるように強傾斜はジムに来たら優しいやつを毎回触って、より綺麗に登ることを追求してみると良いと思います。

 

その他に気にした方がよい事を三つあげてみました。

POINTO

姿勢を意識する

時間をかけないこと
体重を気にしない。

 

姿勢を意識する。

良い姿勢は手の負担を減らす事ができます。

強傾斜はお尻が落ちてしまいやすいですが、そうなるとお尻分の重さを手で支えなくてはなりません。

お尻を落とさないのは結構難しいので自分で動画を撮って確認してみたり、人の登りを研究してみると良いと思います。

初心者のうちは完登だけに目が行ってしまいがちですが、自分の登る姿勢の研究は成長に欠かせない要素になってきますよ!

 

時間をかけないこと。

当たり前ですが登ってる時間は短い方が手の負担は減ります。

ダイアゴナルで足の入れ替えをしなくちゃいけない時にフラッギングで1ムーブ省略しただけでも体力が温存できて完登に繋がる事があります。

上手いクライマーは簡略化させて登ることがうまいです。

オブザベをしっかりしてからトライしてみましょう!

 

突き詰めなければ体重は関係ない

強傾斜は特に自重が腕にきやすいので体重を気にすると思います。

 

 3キロ1グレードと言われていますが3キロ痩せると1グレード上がると言われてます。

 

体は軽い方が絶対に登れますので痩せれるなら痩せた方が良いとは思いますが、強傾斜に手を出してみたいなって段階なら気にしなくても良いと思います!

これは経験ですが痩せる=成長するってマインドになってしまうと長がストップしますね。

痩せることは限界がありますし、食べたらまた戻ってしまいます。とは言え食事も意識した方がよいので難しい所ではありますね。

 

強傾斜のトレーニング方法

強傾斜で沢山登れるようになりたければ当たり前ですけど

体の使い方を覚える

筋力をあげる

の二つが重要ですね。

体の使い方はダイアゴナルとフラッギングの反復練習が良いでしょう。

身体をひねることのは反復練習するとどんどん上手くなります。理想は力を入れすぎないでできるくらいになることです。沢山練習してみましょう。

 

筋力は強傾斜はかなり手が張るので、手のパンプは沢山登って慣らしていくと良いですね。

最初はパンプしたらずっと冷めませんが次第に感覚が短くなってきて、あまりパンプしなくなってきます。

最初はパンプ慣れする事がとても重要です。

手が張ってきついなって思っても少し休憩してもう一度やってみるとよいですよ!

【ボルダリング】パンプについて徹底解明してみる

 

強傾斜まぶしがトレーニングになる。

僕の場合は強傾斜のまぶし壁をひたすら登りました。

強い人に課題作ってもらって必死に登ってました。今はまぶし壁で登ってませんが、この時鍛えた保持力は今も生きていると思います。

ラインセットのジムだと強傾斜の課題が少なくて、トレーニングには向きではないと思います。一つひとつの課題はおもしろいのでムーブの練習にはなると思います。

 

【ボルダリング初心者】強傾斜を登るために” に対して1件のコメントがあります。

  1. Vision Premium より:

    Pretty! This has been a really wonderful post. Many thanks for providing these details.

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