外岩に挑戦してみたいと思っている方向けた記事を作りました。
ジムである程度登れるようになって、外岩にも好奇心が湧いて始めてみたい思う方が大半だと思います。
登ることは同じですが外岩特有のルールや必要なアイテムがありますので紹介していきます。
外岩で必要な物とは?
必ず必要なのはクライミングシューズ、チョーク、ブラシです。ジムと一緒ですね!
岩についたチョークを落とさないことで登攀禁止になることもあるので必ずブラシは持っていきましょう。
次に必要なのがボルダリングマット、ブルーシート、トポ、長いブラシ
初めから買うのはハードルが高いのであれば装備のそろった経験者に連れて行ってもらうのがよいでしょう。たのしかったらマットやトポ、長いブラシ(PAMOブラシ)を購入して積極的に外岩に挑戦してみてください。
こちらのアイテムに関しては後で詳しく説明します。
必要ではなけいどあると便利な物はテーピング、クロックス
岩の性質にもよりますがかなり指がボロボロになるのでテーピングは役立ちます。
クロックスはクライミングシューズと靴の脱ぎ履きが大変なのでクライミングシューズ履いたまま履けるクロックスは便利です。
外岩で必要なアイテム紹介
外岩のクライミングは怪我が付き物です。
僕の周りでも骨折をしてしまい半年登れなくなった人もいます。道具はケチらず買いそろえる事をお勧めします。
ボルダリングマットのおすすめ
着地の衝撃を抑えるのに重要です。値段は2万円〜5万円くらいと価格に差がありますが、厚さが違ったり2層構造、3層構造と衝撃の和らげ具合も変わってくるので安ければ良い訳ではありませんね。
怪我したら登れないし高くつくので個人的にはケチりたくないポイントです。
ムーン Warrior crash pad
折りたたみのマットは真ん中の折れ目にクッションが入っていないのでマットに落下しても衝撃を吸収できないパターンがありますが、Warrior crash padは真ん中にもクッションが入っているので安心です。三層構造なのでハイボルダーの課題でも安心感があります。
MOON(ムーン) WARRIOR CRASH PAD(ウォリアークラッシュパッド)
mountain daxゴレイロトリプル
三つ折りマットはかなりの範囲がカバーできるのでおススメです。二つ折りとそこまで変わらない値段なのと重くもないのでかなり便利なマットです。
snap(スナップ) PLASTER(プラスター)
サブマットと言われるメインマットでカバーできない部分を補う用途があります。メインマットに挟めば荷物にもなりません。あって損しません。
PLASTERは厚みもあるので高くない岩なら着地でも衝撃を吸収してくれるのでおすすめのサブマットです。
ブラシのおすすめはパモ一択
ハンドサイズの他に高いところについたチョークを落とすパモブラシは必需品です。高価なのでホームセンターで手作りする人もいます。全然それでも良いと思います。
登り終えたら必ず磨いて帰るのが外岩のルールです。岩を汚し過ぎると登攀禁止になることもあるので高い所を磨けるブラシは用意しておきましょう!
トポのおすすめ
外岩の知識がない人で自由に登るだけですか〜?って言う人がいます。僕も最初はそう思ってました。
外岩は荒れた土地を開拓して課題を作ってくれた開拓者がいてその方々が本にまとめてくれたトポを参考に登るのが基本です。
今だとネットやYouTubeである程度の調べる事ができちゃいますが、無料で遊べちゃう分本を買ってお金を払うのは必要なんじゃないかと個人的には思っています。
日本100岩場
トポは一つのエリアだけ載ってるものもありますが、最初は沢山載っている日本100岩場を選んだ方がいいです。
有名な課題は全部載っていて困らないですし、一人で登りに行くことはないと思うので知っている人にマイナーな課題は聞けばいいと思います。
外岩のシューズの選び方
ジムとは違ってシビアな動きが求められるのでシューズ選びには慎重になりたいです。
岩質や課題のムーブに合わせておすすめのシューズが異なりますのでまずは岩質についてお話をしていきます。
岩質で課題の傾向が変わる
自然の岩は環境によって岩の大きさや形、ホールドの大きさが変わってきます。
岩質も異なり6種類くらいあります。花崗岩、凝灰岩、安山岩、石灰岩、チャート、その中でもよくあるのがチャートと花崗岩です。
チャート
チャートは河原の岩に多い岩質です。川の流れで磨かれているからだと思いますがフリクションがあまりなくツルツルです。
花崗岩
マグマが地中で固まって出来た岩なので従って山に多いです。ザラザラとしてフリクションが良いのが特徴。ホールドは結晶になっているので指の負担が大きいです。
ではシューズに話を戻します。
シューズに話を戻す!
花崗岩の場合は硬めのシューズがいいです。
岩質的にガバ足があるわけでないのでエッジングが多くなります。フリクションはあるので硬めのシューズでも滑ることはあまりありません。
チャートの場合は柔らかくフリクションの良いシューズが良いですね。
硬いと体が浮いてくる感じがするので手で持って登ってしまいます。
でもチャートに関しては硬いシューズを選ぶ人もいますね。体重と足の指の強さと相談ですね。
使い分けをするのが限界グレードを押し上げやすいですが1足で全部登りたいならアンパラレルのフラッグシップがお勧めです!
理由などはレビュー記事があるので気になる方はご覧ください。
マントルを返すとゴール
外岩のゴールは岩のてっぱんに立った時です。なので最後はマントルを返さなくてはいけません。
ジムではなかなか練習できるムーブでは無いのでいざ本場でやると結構苦労します。
【ボルダリング】マントルの返し方とは?外岩クライマーにおすすめ
岩場で守らなきゃいけないこと
結構騒がれているのが岩場でのマナーです。
マナーが悪かったせいで登攀禁止になってしまったエリアは沢山あります。
知らなかったで済まされないので、必ず登りに行く前にそのエリアのマナーを調べておく必要がありす。
主に気を付ける事は違法駐車場、ブラッシング、ゴミの放置、大声の出し過ぎ。
しょうもないので辞めましょう!
まとめ
外岩に必要なのはジムでいつも使うシューズ、チョーク、ブラシ+マット、トポ、パモブラシです。
マット、トポ、パモブラシは買いそろえると5万円を軽く超えてしまうのでまずは経験者に連れて行ってもらいましょう!
そのあとに楽しければ装備を足ししながらそろえるといいですね。
シューズも一緒でまずはジムで使っているのをそのまま使って大丈夫ですが性能が尖っている外岩用のシューズを買うと登りやすくなります。
あとは岩場ではマナーがとても大切になります。最低限のマナーを守れば後は楽しむだけですね!