ボルダリング ルーフの登り方 コツとトレーニングを紹介
ボルダリングを始めて、最初に床と平行に伸びている壁を見た時は衝撃だったんじゃないでしょうか?
こんな角度登れるのか?そう感じたと思います。
一番角度の急なルーフという傾斜はクライマーのロマンだと思います。
今回はルーフを上手に登るコツとトレーニングについて紹介します。
ルーフを登るために
ルーフが苦手って言う人は多いと思います。ですが最初からルーフが登れる人はいないでしょう。
ただ経験値が足りてないだけと思って沢山のトライしてみるところから始めましょう。
ではルーフはどのようにしたら上手く登れるようになるか紹介します。
■壁から剥がされない
■背筋と腹筋の強化
わかりやすくこの3つに要点をまとめてお話をしていきます。
スタミナをできるだけ使わない
ルーフは壁にいるだけでどんどんスタミナを消費していきます。
なので出来るだけスタミナ使わないで登る必要があります。
その方法は初心者の頃に教わったものと一緒です。
オブザベーションをしっかり行うこと、体を捻って登ることなどです。
基礎の徹底がルーフで一番生きてくるでしょう。
壁から剥がされない
ルーフは傾斜が強い分ホールドが持ちやすかったりします。
ですが、持ち手が良いからと言って足をバンバン切って登ることは辞めましょう。
確かに足を切って登むムーブはカッコいいです。ですが、足が残せるところは残して登るようにしましょう。
課題が難しくなるにつれて飛びついて止まるムーブだけじゃなくなるからです。
ではどうやったら足を残せるようになるかと言うと次で紹介します背筋と腹筋が必要になります。
背筋と腹筋の強化
ルーフは体幹の維持がとても大切です。
傾斜が強いとお尻が落ちてしまいます。そうすると手にかかる負担が増えるのです。
なので地上にいる時と同じように背筋が伸びた状態を維持するためには腹筋と背筋が必要になるわけです。
またルーフでは足を残すことがとても難しいですが、これもお腹に力を入れることで足が残りやすくなります。
ルーフに効果的な筋トレ
腹筋と背筋を効率的に鍛えるならばプランクとフロントレバーが良いでしょう。
プランクは長時間キープするより正しい姿勢を意識した方が効果があるような気がしました。
フロントレバーは最初難しければ膝を曲げて行ってみましょう。段々と出来るようになるので諦めず継続してみましょう。
ジムで登った後に地道に行うと良いと思います。
広背筋の負荷が多いので怪我に注意
ルーフは体にかかる負荷が多いそうです。
広背筋は超回復するのに72時間かかると言われているので、3日は最低でも開けたほうが良いと思います。
それ以外の日はスラブや垂壁などでバランス系のトレーニングをすると良いでしょう。
体重はやっぱり軽いほうが良い
体の重さがもろに来るルーフはやっぱり軽い方が有利ですよね。
強くなりたい方はボルダリングと食事は両立するべきだと思います。
食事を制限して強くなりたくないって思う方もいるかもしれません。でも一長一短な所はあると思います。
確かにボルダリングは軽い方が登れますが、体重より体の使い方を覚えた方が良い気がします。体重を気にするともっと強くなるためにはもっと痩せるべきって思考になり、グレードアップする為には痩せるって思考になると頭打ちが来やすい気がしました。持論です(笑)
なので、難しいところではありますね。
さいごに
ルーフとは特別な動きが必要なわけではありません。
壁から剥がされないだとか、スタミナを使わないっていうのはどの傾斜でも同じことです。
なので基礎の徹底がルーフでも生きてくるのだと思います。
保持力がついてきてしまうとルーフもバンバン足を切って登れるようになってしまいますが、力が無い今だからこそ基礎を学べるチャンスだと思って頑張ってみてください。
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