クライミングシューズを歩けないほど小さいのを履く必要はあるのか?
クライミングシューズは攻めれば攻めるほど登れるように登れるようになるのでしょうか?
結構間違った意見を鵜呑みにして痛い思いをする人がいます。
サイズ選びに悩んでいる方はこちらをお読み下さい。
クライミングシューズは攻めれば登れるのか?
10年くらい前はまだクライミングシューズの性能が劣っていたので歩けないくらい攻めて良いと言われて言たそうです。
(そんな長くやってないのでわかりませんが)
今はシューズと足の実寸が同じくらいで良いと言われています。
今僕はブカブカでしかも穴も空いているセット時の試登に履いているベガとサイズを間違えて2cm小さいのを買ってしまったスクワマウーマンの2つを履き分けてますが、ブカブカのベガでも一級や初段も登れるし、攻めたスクワマウーマンでもベカで登れなかった課題は大半が登れません。
とても悲しいですが沢山マメを作って登ってますがその見返りは少なさそうです。
クライミングシューズは大きくなる
あえて小さいサイズにする人もいます。
それはクライミングシューズが馴染んでくると大きくなるからです。
最初からスニーカー感覚で履けるシューズを選ぶと後でぶっかぶかになってしまいます。
よく見てきた例
初心者の方でシューズ選びがわからないでジャストサイズを購入しました。
3ヶ月くらい履いたところブカブカになってしまい、ちょうどその頃ヒールフック課題に挑戦し始めてヒールが掛からないと悩んでいます。
多くの人がこの時カカトに隙間が出来るくらいクライミングシューズが大きくなっています。
3ヶ月で履き替えるかちょっと攻めて最初我慢するかは考えどころですね。
ホールドも時代によって変わったから
大きいホールドが増えてエッジングよりもスメアリングの方が重要になった事も一つの要因だと思います。
ただしこれはインドアの話で岩場のよう近づかないと見えないような結晶スタンスに乗るときはやっぱり攻めたほうが良いのだと思います。
カチカチのシャンクで足裏をサポートするスカルパブーストなど外岩向きのシューズを使えばある程度補えますが、それでも花崗岩は攻めてなんぼなんじゃないかなとは思います
。
花崗岩の岩について知りたい方はこちらをどうぞ
攻めたほうがダウントゥは維持されるのか?
長期間履いているとクライミングシューズのダウントゥは段々と緩やかになって来ます。
それがシューズを攻めておくことでダウントゥの劣化が防げるって意見もあります。
これもまた古い意見なんじゃないかなと思います。
昔のファイブテンのシューズは結構ダウントゥの劣化を感じましたが、最近のシューズはどれもヨレヨレになっているのを見たことがありません。
リソールをしたら話は別だと思いますが。
おすすめのシューズをまとめてみました
最後に
痛い思いをしてまでクライミングシューズは攻める必要は無いと思います。
クライミングシューズは何足も履き比べてわかるってくるものなので不安なら詳しい人に迷わず聞きましょう!
メルカリなどで、サイズを間違えて安く売られているのを見るとラッキーって思うので間違えてもらう分には全然いいですけどね(笑)
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