[クライミング初心者向け]強くなるためには落ちる事も大切。
クライミングしてると、落ちます。
どんな実力者になっても限界に挑戦してると、やはり落ちます。
落ちると怪我をすることもあります。
でも、落ちないと成長しないのも事実です。
100回落ちることだって冗談抜きにあります。
実際僕が4段の課題に挑戦した時はバラし含めると100回は余裕で落ちました。
全部が全力の登りでしたけど、それだけ落ちるのがクライミングです。
そこで今回はクライミングでは落ちることも大切なんだということを解説していきたいと思います。
もちろん、危険な落ち方は怪我の元になるので絶対やらないようにしましょう!
正しい落ち方
正しい落ち方ってなんなんだろうって考えましたけど、ちゃんと両足で落ちるってことが1番大切だと思います。
同時に両足がつくのが1番ですけど、姿勢をある程度意識して、ほとんど同時につけば怪我をすることは少ないと思います。
こんな感じですね。
こんな感じで、両足で着地しながら体勢を立て直すと怪我をすることは少ないので試してみてください!
当たり前のように思うかもしれないですけど、こういうことができない人から怪我をします。
怪我をするとしても、軽度で済むように、意識してみてください。
最近のおすすめ記事はこちら
怪我を予防するためのストレッチ用品とブログはこちら
ボルダリング 体が硬い人の為のストレッチ 【ルーティーン編】
社会人クライマー必見!疲労を回復するための5分間のストレッチ
危険な落ち方
最初に綺麗な落ち方を説明しましたが、危険な落ち方はなんなのか説明します。
まず、片足落ち。
落ちるときは片足だけで落ちないようにしましょう。
見本の写真をつけたくて自分の動画探したけどなかなかないんですよね。(笑)
そんな落ち方してるとすぐ怪我するんで、僕は気をつけて登ってるからですかね。
後は、勢いよく落ちることですね。
これが1番危ないです。
最近話題のエクストリームってやつですね。
ダイナミックなムーブをすると、どうしても仕方のない落ち方はあります。
僕の動画にもあります。これは「Fish and bird」での動画ですね。
ちょうど2分くらいの部分ですが、ダイナミックなダブルダイノをこなす1級の課題で失敗。
マットの上を勢いよく走り抜けるように落ちてます。
こういうことは課題の性質上、どうしようもないです。
でも、対策はできます。
ダイナミックな課題で気をつけるのはこういうところです。
・落下ポイント付近に人がいないか
・どんな落ち方になるか考える
・登る順番を守る
ダイナミックムーブはその性質上、落下ポイントが登る位置より遠いことが多いです。
登ってる位置より10mくらい遠くまで走り抜けちゃうことだってあります。
だから、周囲の人払いは大切です。
よっぽど遠くに飛ぶなら「これから登りますよ」感を出さないといけません。
登る前からマットの近くに立ってたり、チョークアップするとかですね。
別に大声で叫べなんて言いませんが、急にマットに走って行ってボンボンマットから落ちる人はとても怖いですよね。
何より大切なのが、順番を守ることです。これだけで大体怪我も減るんじゃないかと思います。
大体めちゃくちゃな落ち方する人って順番守らないんですよね。
というより、周りが見えていない。マットの前で待機してる人がいても
素早くチョークアップ→(人が落ちる)→待機してる人の隣を走り抜ける→落ちた人がまだ残ってるのにダイナミックな課題を登り始める
どのジムにもいるわけじゃありません。
こういう人はジムを渡り歩きます。ダイナミックな課題を求めて。
そのうち勝手に怪我するので放っておけば良いですが、巻き込まれるとたまったもんじゃありませんので、そっと距離を置きましょう。
子供がいる人は真似されたら絶対怪我するのでより気をつけましょう。
東京で登っている時に見つけた一番のポイントは「順番を守らない」です。
気をつけましょう。
色々言いましたが、強くなるためには何百回も落ちないといけないことも事実です。
その過程で怪我をしない、させないように周りにも配慮して登りましょう。
最近動画をまた作ったので見てください!