[ボルダリング]できない課題はなぜ登れるようになるのか考えてみた。
最近同じジムに行く機会が増えてきました。その時にトライしている課題がありますが、毎回思うことが有ります。
「あと何回トライしたら登れるんだろう」と。
今回はその疑問を自分なりに考えていきたいと思います。自分のレッドポイントではなく、
できる気がしない課題をどれだけトライすれば登れるようになるのかという目で考えていきたいと思います。
byざきを
できない課題はなぜ登れるようになるのか考えてみた
できない箇所は何ヵ所あるのか
まず、できないムーブは何箇所あるのか考えましょう!
パート練習でもなんでもして出来ないところを洗い出すのがいいと思います。
基本的に僕はパート練習は賛成派の人間なのでそうしてます。
何箇所できないのか、それを知るだけで今後の期待値が変わります。
たとえば一箇所だけどうしても出来ないならそこだけなんとかしたらいけるかもって思えませんか?そうすれば登れるようになることもありますよね。
「ここさえなんとか出来れば!」みたいな時がそうですね!
何もできない課題に関しては登れるようになる頃にはどうなってるんだろうってワクワクします。(笑)
都合が良くていいんです、前向きに行動するためにもとにかくできない場所を洗い出していくのが登れるようになるために必要な要因かもしれません。
自分に足りないムーブはなんなのか
できない箇所が明確になればその後に足りないムーブやホールディングを考えます。
何がダメで落ちたのかを考えれば足りない物が見えてくると思います。
たとえば僕だとスローパーの1級が最近落とせませんでした。スローパーは好きなのになんでだろうと考えていると、新しいムーブを思いつきました。
僕の思考のアプローチはこんな感じです。
スローパーは得意だから持ててるはず→なんで落ちた?持ち方が悪かった?→持ち方考えてトライしてみたけどどうやら違う→体勢は?足は?今のムーブしかできない気がするけどやってみよう→足を変更したらいけた!
ある程度できてると思ってること、得意なことは原因じゃないことが多いので除外して考えます。
そうすると自ずと疑う所は限られてくるのでオススメです!
何がダメなのか分からない時はムーンボードを使ってもいいかもしれないですね。スローパー以外の全ての要素がムーンボードには詰まってると思います!
なぜ登れるようになるのか
始めたばかりの頃は保持力のアップや、体幹力の強化で登れるようになる事が多かったです。
でも、最近は違う気がします。
微妙な体勢の違いがびっくりするくらいの楽さを生んだり、ずっとスタティックに出ていたムーブをデッドに変えると急にホールドを止められたり。
最近はスタティックが1番楽だと思ってたけどデッドでこなす事でその時はしんどくても次に繋がる一手になる事を思い出したり。
ムーブや持ち方の引き出しが少ない人なんてほんとの所いないんじゃないかと思うんです。
無意識に頭の奥にしまってるだけでしっかり持ってるんじゃないかと僕は思います。
限界を越える時はその引き出しを奥から引っ張り出してくる事で登れてるんじゃないかと思うんですよね。
もちろんトレーニングは大切だし、トレーニングをする事で新しく出来る引き出しもあると思うのでやるべきだとは思いますが!
結論が出たのかは分からないのでまた自分でもゆっくり考えてみようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます!