限界はまだここじゃない。2022振り返ってみる【日記】

とことん四段ってグレードに阻まれている気がする。

 

四年前とかに強いクライマーから三段と四段に大きな壁があるって言われたのを覚えている。

その時はいやいやどのグレードにも壁はあるよなんて思っていたが、この四段って壁のデカさに今は驚いている。笑

 

折角なので今年の総括も兼ねて課題の打ち込みをまとめてみました。

限界はまだここじゃない

 今年の上半期はトレーニングに費やしてきた。

 

そして四段にグレードアップすべく八月から打ち込み再開。プロジェクトを組んでトライするのは二年ぶりとかになる。

通いやすさと不可能じゃない四段を調べた結果、天王岩のプルートという課題を登ることに決めた。

 

ウラヌスっていう二段が簡単に登れるって事を聞き比較的登りやすいエリアなのかなと思っていた。

 

8月この時期から天王岩に行ってみることにした。

 四段になると打ち込む前提になるのでシーズンになる時にはムーブを完成させておきたいと思ったから。

 

自分で言うのもなんだが、ムーブの構築は結構上手な方だと思っている。そもそも体格的に優れていないので完璧なムーブを構築しないと歯が立たない。

だからと言って8月から天王岩で四段を触るのは頭が悪かったな行ってみて思った。(笑)

 

20分くらいの坂道の続くアプローチは暑さと相まってしんどかった。

到着するも、ホールドにフリクションが感じられずプルートのスタート離陸ができなかった。

のちのちスタート離陸が出来なかったことが新ムーブの発見に繋がったので良かったかもしれない。

初段パート「般若」が全く登れなかった。

暑くて死にそうってざきをはかなり怒っており、もう一生来ないって言っていた笑よく言うので気にしない。長い付き合いになったもんだ笑

 

9月この月も一回だけ天王岩に行った。

ホールドはびしょびしょ。四段を登る為の犠牲だと思ってパート練習に勤しんだ。結果何も進捗がありませんでした笑

 

10 月仕事が忙しくて全く登れなかった。

 

11月もコンディションを戻すのに二週間経ってしまい、ムーブがばらせていないままハイシーズンを迎えた。

 

「完璧な環境やコンディションいつになってもこない。それでも今あるもので全力を出さなきゃいけない。」

この一年間こう思う事が増えた。

限界に挑戦するのに完璧なコンディションが来ないって思うのも可笑しな話だが、なんだかんだで限界を超えられものだ笑

 

っと言うことで

11月の半ば、プルートのプロジェクト再開

 

プルート最終パート「般若/初段」これをまず完登しなくてはならない。

 

この日もホールドはびしょびしょで全く持てない。下地の悪さで恐怖心とリップ止めの痛さでメンタル的にもキツかった。

でも「登れないならなんと為に生きてるだ」って自分を奮い立たせて完登。まじでやけくそでした。

時間があったのでプルートのパート練習、ウラヌス二段も完登して終了。

ほんの少しプルートに希望が見えて嬉しかった。

 

また少し空き12月10日

この間に御岳で虫三段と蛙三段を完登。(それもブログに書きました。)

 

プルートに必要な課題は残り「プルトン三段」「冥王三段」

冥王はウラヌスに繋げる課題だが前半がプルートなので練習に必要。

 

プルート四段とは冥王の前半→プルトン→般若と繋げて行く課題。

 

プルトン4段には自信があった。般若のパートに入る前にニーバーレストができるからです。

この日ホールドが乾いていたのでプルトン三段は3トライで完登。般若パートは少し簡単に感じました。

 

冥王三段も前半パートがニーバーで簡単に解決できる事に気づいていたので、体力温存しつつウラヌスにリンクさせて完登。真夏にプルートを触っていた甲斐があった。

でも流石に1日で三段二本はヨレを感じた。

この感じならプルート次で落とせるかもしれないそう感じた。

 

12月25日世の中はクリスマスの日である。

あまり国が決めた空想の日には関心が湧かない。心がすさんでいる気もする。笑

この日今年最後にプルート四段を登りきってやると意気込んでいきました。

 

アップで般若をやると以前より持ち感を感じられ、絶対落ちないって思いで登れました。これは期待大。

 

パート練習もかなり好感触でプルート四段にトライ。

すると般若の前でニーバーを掛けて大レストするはずでしたが、岩の冷たさで手がかじかみレストにならない。(環境でも難易度は変わってくるのか…)と思わされた。

そのまま敗退。

長い課題なので一日本気トライできるのが3回くらい、その内2回はかじかみに動揺して最後のランジをすることすらできなかった。

 

帰りの車で沢山の反省点が思い浮かんでくる。

ムーブのバラシをスピーディーにして体力の温存。

かじかみを理解して次のトライで立て直し。

プルートをトライする以前に作戦立てが甘かった。

 

通った日数は少ないにせよ、半年かけたプロジェクトが報われなかいのは四段の大変さを痛感するのでした。

 

追伸

元旦にもトライしてそれでも登れず、その後 1月5日にすぐ再戦してプルート4段を完登しました。

2022年を振り返って

理想と現実のギャップって良く聞くけど本当にその通りだと思った。

僕が理想の為に努力して得た成果はあまりにも少な過ぎる。っていうのは去年と一昨年の話(笑)

 

成果が少ないなら達成感じゃなく日々のクライミングを楽しむ。

ざきをが関東に戻ってきてから毎週一緒にジムで登っているのも楽しい。

ジムで登ることがトレーニングから遊ぶことにまた戻った。

でも毎回怪我しそうな所まで追い込む。このあんばいがとても上手くいくようになった。

 

こんな感じで少しづつだけど調子を戻してきて、1日ジムにいて登れる量を増やしてこれた。今はまだ調子が上がっている段階なので来年は更なる自分の成長に期待したい。

2年間遅れてしまった分を取り戻そうって気分にもなるけどそういうのはもういいかな。(笑)自分の歩みだったってことで大切にしようと思う。1歩1歩進んでいこう。

 

来年の目標は

プルート4段の完登

他に4段を2本完登

ジムで3段の完登

5段を触ってみる

 

これを達成できるといいな。クライミングを楽しむこと優先ですけどね。

 

 

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