全てのコーディネーションムーブを出してみる。

今まで初心者向けのムーブ解説の本など沢山ありましたが、最近はボリュームホールドが支流でムーブの幅がかなり広がりました。その結果基礎的なムーブだけでは引き出しが足りなくなってしまうと思いましたので、

今回はコーディネーションムーブのバリエーションを紹介していきます。

知らないとその動きを導き出せないのがコーディネーションなので覚えておきましょう!

 

コーディネーションムーブとは

コーディネーションとは落ちる前の一瞬の滞空時間中に二つ以上の動作をする事です。(だと思っています。)

運動神経が必要になってくるムーブですが、コツがあるのでパターン毎に覚えていくと成功率が上がっていきます!

 

この記事ではバリエーションについてしか話しませんので飛び方のコツに関しては【トリプルダイノっと言うムーブについて】こちらで話しております。SEO的にトリプルダイノって題名にしちゃいましたが大きなくくりでコーディネーションと一緒です。

壁との距離感と力まないことができればある程度成功させられます。気になる方はクリックしてください。

 

手を返して止めるタイプ

勢いよく飛び出して左右の手で同時に止める動きです。

素材が無かったので傾斜になりますが、スラブや垂壁に近い角度で良く出ます。

 

 

使う場面

ホールドが遠くてスタティックに動けない。

次のホールドが片手で掴めない場合。

コツは左右の手を同時に止める位置に飛び出すこと、壁に近い所に体を置きに行くことです。

左手、右手を一瞬で別の動きをしなくちゃいけないのでそっちに意識が向きますが、体の位置を中心に持ってくることを考えるとよかったです。

足を引っ掛けるタイプ

次のホールドが手が届かない場合、勢い良く飛び出して、滞空時間中に足と手で押さえるムーブです。

 

 

使う場面

トゥーフックで掛けれる場合

次のホールドが遠い場合

 

コツは先ほどと一緒で中心に体を置きに行くことです。トゥの位置は見てられないので感覚になりますが、そこを意識せず飛び出したら手と足の中心に体がくるようにすると成功しやすいです。

壁と体の距離を近づける事はどのコーディネーションでもマストなので全部では言いません。

 

飛んで次の次で止めるタイプ(トリプルダイノ)

一つ目のホールドで止まらず、二つ目、三つ目で止めます。

 

 

使う場面

一つ目のホールドが勢いよく止めれない

二つ目、三つ目が持ちやすい、

距離が遠くて、二つ目、三つ目を一発で止めれない場合に使う事があります。

 

コツに関してはこちらで屁理屈のように長々と書いてますので気になる方は読んでください。

トリプルダイノっと言うムーブについて

 

振られた後に止めるタイプ

一つ目のホールドを止めに行った振られを活かして二つ目で止めます。

トリプルダイノと違うのは飛び先がガストン方向になっているので一回振られながら止める必要が出てきます。

 

 

コツは何点かあって写真のだと抱え込む位置まで飛ぶ事です。通常のランジでスローパーを保持する時より重心の位置を高くして止めます。その後振られで上に引っ張りやすいからです。

逆に横飛びで振られを活かして飛ぶパターンは重心を落としておいた方が手に体重が乗ってコントロールできます。

どっちの重心の位置で一つ目を止めるかはその都度違うでしょうね。

 

飛んで足と手を同時に着地するタイプ

足と手の両方で止めに行きます。

 

 

使用する場面は

手のホールドが悪く、足も一緒に着地しないと止められない時です。

 

このパターンの難しいやつだと届くけど止まらないって言うのが多いですね。

前には飛ぶけど体は後ろ重心すると耐えやすいです。これを意識すると距離がでなくなるので必要以上に振りをつけて距離に余裕をもたせます。口で言うのは難しいですね。(笑)

 

走るタイプ

ボテを走って目標のホールドを掴みに行きます。

 

 

使用する場面

ボテが複数ついているのでわかりやすいと思います。

 

コツですか?僕も知りたいです(笑) 知ってる人いたらコメント欄にお願いします。

強いて言えば恐怖心と戦うことですかね…

 

走って横壁で止めるタイプ

止めれるホールドがつかめないので抑える必要があります。

 

 

使用する場面

横隔に向かって飛ぶ時

次のホールドがつかめない時

 

コツは腕側に体重を預ける事です。勢いつけすぎると肩のダメージが大きいので丁度い距離だけ飛びましょう。

最後に

ここで載せきれていないコーディネーションも沢山あると思います。こんなのあるよ~って場合はコメントください。

 

僕は最初外岩を中心に登っていますのでコーディネーションは必要ないと思っていました。でも体の動かし方のロジックは岩のポジショニングに似ていると今は思っています。

今回コツで説明したのは激しい動きをスタティックに近づけるもので、こういうのが体の使い方の応用に繋がっていくと思っています。

 

楽しく登っていきましょう!

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