ファイブテン ハイアングルの良さを熱く語ってみる【ボルダリング】
ハイアングルは過去にアディダスファイブテンになる前に履いていました。
きつめのサイズならエッジングに強くて、緩めならスメアに強くなったり、トゥーラバーの隙間が履き続けると広がってきて自分の足にあってきたりするのが気に入って履いていました。
完璧に近いシューズだと思ってましたが、アディダスファブテンになってからは履き心地、ソールのセパレートがシューズの性能を更に上げたと思います。
個人的に感動したところ
裏生地がマイクロファイバーアッパー?(調べても裏生地が何かわかりませんでした)で出来ているおかげかとても履き心地が良いです。裸足で履く方には特におすすめしたい所です。
足を入れた時のフィット感と伸縮性があるのか凄いフィットします。今まで履いたシューズの中で1番足入れで感動しました。
完成されたシューズなのでこれ以上性能があがらないと思ってましたが、履き心地の良さでもう一段レベルアップされているとは思いませんでした。
ソールはstealthC4を使用
硬めのハイアングルは普通だったらスメアに弱いシューズなはずです。
それがstealthC4だとかなり滑りにくいのでスメアもしっかり使うことができます。馴染んだ後が更に強いシューズで使い込んでくると柔らかくなるので、スメアはどんどん使いやすくなっていくでしょう。
トゥフックとヒールフックについて
個人的にん~って思うのがトゥフックです。これでもしっかり掛かりますが、スポルティバのトゥラバーと比べて作り込まれていない気がします。
トゥラバーは柔らかい方が掛かると言われています。スポルティバは薄く柔らかいラバーが張ってあり、ホールドに良く馴染むようになっています。
ラバーの面積もですが、ハイアングルもかなり多い方ですが、脚の骨の出っ張った部分で引っ掛けるのが1番楽なので、そこまでラバーが貼ってあるとよかった気がします。
っと言ってもかなり掛かるので登ってる時に不安に感じた事はありません。
ヒールは少し細いですが、隙間無くフィットしていて安心感を感じました。
セパレートタイプに変更された件
元祖ハイアングルはソールがつま先から踵まで一枚出てきていました。これが現在流行のセパレートタイプに変更されています。
セパレートの方が足の自由度とスメアが使いやすくなっていたり現代のクライミングに適していると思われますが、
硬さが売りのハイアングルがセパレートになってしまうと踏んだ力が分散してしまい良くないのではないか?と言う声をきいたことがあります。
履いた感想だと、セパレートの方が良かったと思います。
セパレートの足の自由度とスメアがよく効く利点は生かされたまま、フィット感があり、シューズの中で足が動かないので力の分散を妨げていると思いました。
とにかくフィット感が良い方に左右させてると思いますね。
サイズ感
少し横幅が狭くなっていますので圧迫感があります。足の拘束力を高めるなら多少圧迫感があった方が良いですし、裏生地が滑らかなので履き辛さは他のシューズより感じません。好みは分かれますが拘束力が強い方がエッジングが強くなるので僕は攻めます。
ただサイズを攻め過ぎるとスメアが効かなくなるので注意です。
足入れについて
始め履いた時は履くのに2分くらいかかりましたが10回くらい使った頃にはスッと入るようになりました。
ハーフサイズくらい伸びると思います。
おすすめの人
一足で全ての性能を求めたい人にハイアングルはおすすめです。少し硬めの作りは外岩や、ロープクライミングも活躍するでしょう。
ジムのダイナミックムーブに特化したシューズならハイアングルプロがおすすめです。(柔らかいシューズが好きな人にもおすすめです。)
さいごに
ハイアングルはほとんどの課題は解決できる完成されたシューズなんだと思います。
旧ハイアングルもかなり優秀でしたが、履き心地で今までのを上回ったと感じました。買って損ないと思いますよ。